コーア商事ホールディングスグループの取組み

Approach to Sustainability

環境分科会

環境分科会では、環境に関する法令等の遵守徹底、環境負荷物質の排出低減、同業他社の活動状況調査などに取り組んでおります。

2023年6月期におきましては、改正された省エネ法を始めとした環境法令の遵守状況の確認を行い、省エネ法の第2種特定事業者に指定されている拠点において法定目標であるエネルギー消費原単位年平均1%以上の改善を達成しました。

環境負荷物質の排出低減については、拠点ごとのScope1、Scope2のGHG排出量について前期との比較を行い、実施した取組みの効果や、今後の課題と対策について議論を進めております。

社員一人ひとりが、環境問題を自分のこととして捉えられるように設置された「エコ活推進チーム」では、ロゴマークを作成し身近な活動として共感してもらうための活動を進め、ペーパータオルの削減、ペットボトルキャップの寄付、クリアホルダーリサイクル、冷蔵庫の設定温度の管理、空調温度の注意喚起ポスター掲示等を行いました。

今後は、サプライチェーンにおける他社による間接排出(Scope3)を算定し、削減すべき対象の特定や目標の設定を進めてまいります。

TCFD分科会

TCFDを活用した経営戦略立案のための様々な調査や検討を行い、企業価値向上に向けた取組みを実践できるよう活動しています。

[(TCFD=Task Force on Climate-related Financial Disclosures)気候関連財務情報開示タスクフォース]

働き方改革分科会

働き方改革分科会では、育児・介護等を行いやすくし、従業員の健康とワークライフバランスを保つとともに、従業員の成長を促し、その結果としての生産性向上やイノベーション創出などにより、持続的な社会の実現と企業価値向上につなげていくための施策を推進しております。

2023年6月期におきましては、グループ各社に設置された、従業員主導の働き方改革小分科会が主体となり、各社従業員に寄り添った活動を行いました。また、分科会メンバーとして各社小分科会のリーダーが加わることで、より実効性のある取組みを進めることが出来ました。

・職場環境

従業員の多様性を尊重した採用、研修及び評価制度の充実、柔軟な勤務制度により働きやすい職場環境を整備し、多様性が確保された社内環境の実現を目指しております。

2023年6月期におきましては、グループ横断で構成されるバディチームを非管理職にも拡げ、1on1 MTGの本格実施と合わせ、社内縦横間のコミュニケーションの強化を図りました。また、昨今の急激な物価高騰の中、特別手当の支給や平均昇給率の引き上げを通じて、従業員の生活支援を実施致しました。その他、子育て支援を目的として、短時間勤務および時間外勤務労働免除の対象となる従業員の範囲の拡大など、グループ各社において取組みを進めております。引き続き、内部および外部環境が変化する中、従業員が安心して働き続ける事ができる環境整備を進めてまいります。

・従業員の成長

従業員一人ひとりの自律的なキャリア開発を支援しつつ、多様性を尊重できる人材の育成を目指し、知識に留まらず、行動に繋げていくことを重視し、「自ら学び、考え、想像力を働かせ、乗り越えていける力」=「考動力」をコンセプトとして従業員の成長を促すよう取り組んでおります。

2023年6月期におきましては、管理職研修や経営者向け研修の継続に加え、一般社員へのオンライン研修を導入いたしました。今後は、スキルマップの明確化や、教育研修の一層の充実により、中長期的な人財育成プログラムの確立を目指してまいります。

SSCM分科会

環境保全や適正・公正な取引の実践のためには、サプライチェーン全体での協働が必要であると認識しています。そのため、当社の調達基本方針に従い、サプライヤーへのアンケート調査を継続的に実施しています。アンケート内容は、コンプライアンス、品質、公平・公正な取引、環境、人権、情報管理から構成されております。

前回実施したアンケートについては、個別にフィードバックを行いました。引き続き、サプライヤーと連携して持続可能なサプライチェーン・マネジメントに取り組んでまいります。

[(SSCM=Sustainability Supply Chain Management)持続可能なサプライチェーン管理]

社会貢献活動

社会貢献活動の一環として、AfriMedico、赤い羽根共同募金、内藤記念科学振興財団、日本赤十字社、日本ユニセフ協会に寄付を行っております。

認定NPO法人AfriMedico

「置き薬」の仕組みを利用し、医療アクセスが行き届かないアフリカ農村部へ薬を届けている認定NPO法人です。

内藤記念科学振興財団

人類の疾病の予防と治療に関する自然科学の研究を奨励し、もって学術の振興および人類の福祉に寄与することを目的として、エーザイ(株)の創業者内藤豊次およびエーザイ株式会社の出捐により、昭和44年に設立されました。

(内藤記念科学振興財団様ホームページより引用)

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